寶如上人御影 |
寶如上人 文化10年(1813)3月〜天保12年(1841)4月 東本願寺20世達如 上人の長子にて童名を始め説君、後に光養君と改名。諱を光淨、謚を聞成就 院殿、法名を寶如という。 文化7年9月御得度され、直ちに法眼に叙せられ 大僧都に任じられる。 文化8年3月正僧正に任じられ、法印に叙せられる。 文化10年3月大僧正に任ぜられる。 天保4年御父達如上人と関東に御参向さ れる。 同年12月寶如上人御室壽賀の宮御入輿される。 壽賀の宮は伏見宮故 兵部卿貞敬新王の御息女なり。 天保12年4月6日新門主にて御遷化 29歳 裏書 大谷本願寺譯達如 聞成就院御影 天保12年6月27日 美濃國不破郡平尾 願證寺常住物也 願主 達榮 仕様 絹本 着色 本金欄表装 巾81㎝×竪206㎝ |