實如上人筆
謚を教恩院殿・諱を光兼・法名は實如・童名を光養丸といい本願寺9世門跡。蓮如上人の
5男。日野勝光の猶子。延徳元年8月28日御父蓮如上人より本願寺御附属ありて住職に立
せらる。永正16年「連枝一孫ハ末代一門タルヘシ 次男ヨリハ一家衆一列タルヘシ」と
して、本願寺教団の組織の礎をなし、現在なおもその組織機構が相続伝承されている。
大永5年(1525)2月2日遷化 68歳。
仕様 紙本 本金欄表装 巾31㎝×竪88,5㎝
戻る 次へ